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2014年11月30日日曜日

Nikonのフルサイズミラーレス一眼が欲しい。

鳩



デジタル一眼レフ市場はCanon、Nikonの2強でこの2社でシェアを80~90%持っています。2強のCanonとNikon、それを追いかけるPENTAX以外はデジタル一眼レフ市場に見切りをつけ、ミラーレス一眼に戦いの場を移しています。


SONYは正攻法でCanon、Nikonに戦いを挑んでも仕方がないと考えているのでしょう。αAマウントのカメラは2014年も新製品が発売されましたが、透過ミラーを採用した機種。形そのものはまさに一眼レフカメラなのですが、中身は純粋なデジタル一眼レフカメラではなく変化球勝負です。 フルサイズミラーレス一眼α7シリーズを見ているとSONYはデジタル一眼レフ市場に見切りをつけていて、やがて来るミラーレスの時代に目を向けていると感じます。

OLYMPUSとPanasonic率いるフォーサーズはOLYMPUSが2013年9月にフォーサーズ製品(ボディ、レンズ)の新製品の計画は無くフォーサーズとマイクロフォーサーズのシステムを統合することを発表しました。Panasonicも2007年に発売されたLUMIX DMC-L10以降フォーサーズマウントのボディは発売していません。事実上、一眼レフ市場からフォーサーズは撤退しています。OLYMPUSもPanasonicも力を入れているのはミラーレス一眼です。

富士フイルムは2007年まではFinePix S5 Proなどデジタル一眼レフカメラを開発していましたが、現在デジタル一眼レフ市場からは実質撤退。しかし、2012年FUJIFILM X-Pro1をひっさげミラーレス一眼市場に参戦。フルサイズに匹敵すると強気に謳うAPS-Cセンサーで勝負に出ています。

PENTAXはCanon、Nikonに大きく差をつけられてはいるものの、エントリー機種にペンタプリズム、防滴・防塵を採用などデジタル一眼レフカメラとしても勝負する気概を感じます。しかし、サポート体制や、拡張性を考えるとプロはまだCanonとNikonの選択肢になってしまうのでしょう。大衆もその流れを受けてCanonとNikonを選択してしまうという流れを断ち切れていないのではと感じます。同社のミラーレス一眼PENTAX Qシリーズを見ると画質求められるニーズに答えようとするカメラではなく、「ウチはデジタル一眼レフで勝負するよ」という気持ちを感じます。

このようにデジタル一眼レフ市場において2強のCanonとNikon、追いかけるPENTAX以外は戦場をミラーレス一眼に移してしまいました。

2強であるCanonとNikonもそれぞれ2012年、2011年にミラーレス市場に参戦はしているのですが。

NikonのNikon 1シリーズは後発にも関わらず1インチセンサー搭載した機種であることが発表され、当時の既存のNikonユーザーからは期待の声よりも難色を示されていたように感じました。

CanonのEOS Mシリーズに至っては発売から2年経過しましたが純正のレンズは

EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM
EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM
EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
EF-M22mm F2 STM

のわずか4本しか発売されておらず。やる気を感じられません(ボディやらレンズが安く、お得感のあるカメラではありますが)。

では、この2社がミラーレス一眼に対して本当にやる気がないかというと決してそういうことはなく、今はデジタル一眼レフの世界で儲けられるのでミラーレス一眼で本気の勝負をして、自社のデジタル一眼レフと争いあうことを避けているだけではないかということです。

そう考えるとNikonのCXフォーマットには納得が出来ます。やがてプロの世界でミラーレス一眼が使われるようになる時代が訪れたときに、フルサイズのミラーレス一眼規格を発表することで、新たなマウントを発表。CXフォーマットでのノウハウを生かしつつ、CXフォーマットと差別化することで併売していく路線を狙っての1インチセンサーではないかということを感じるのです。

最後は個人的な妄想というか希望なのですが、Nikonにはα7sのようなミラーレスならでは…というカメラを発売してほしいです。まだまだ先かなとも思うのですがミラーレス一眼が市場に投入され、まだ6年しか経過していないのに今に至ることを考えると5年先は何が起こるかまったくわかりませんね…(´・ω・`)

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