お知らせ。

明後日アナライザは引っ越しました。
現在はこちらで運営しています。

2012年6月7日木曜日

SONYから大型センサーを搭載したレンズ一体型デジタルカメラ「サイバーショットDSC-RX100」が6月15日に発売。

何してんの?


1.5インチセンサーを搭載したCanon PowerShot G1 XやAPS-Cサイズのセンサーを搭載したFUJIFILM FinePix X100など、レンズ一体型デジタルカメラでありながら大型の素子を搭載したカメラが増えていますが、SONYからも1インチセンサーを搭載したレンズ一体型デジタルカメラが発売されるようです。


35mm判換算28-100mm相当の焦点距離、F1.8-4.9と広角端の解放F値が明るいレンズを搭載。 価格がこなれてくれば普段使いのカメラとして非常に優秀な1台となりそうですが、有効画素数を見ると近年のSONYの傾向通り、盛りに盛った2020万画素。SONYの裏面照射CMOSが高感度に強いことは認めますが、せっかく素子のサイズを大きくしたのに、やっていることは現行のサイバーショットと同じです。

SONYのサイバーショットシリーズは1/2.3型センサーに1820万画素が当たり前という世界なので上位機種にあたるRX100の画素数を落とせなかったというのもあるのかもしれませんが、そもそもRX100に手を出す層は安易な画素数アップに喜ぶとも思えません。エントリー機種に関してはそういう設計の方がウケが良いのは理解できますが、上位機種にまでこの流れが来るのは見過ごせません、よくばりすぎた設計はいたずらに選択肢を狭めるだけです。

高級、ハイエンドに属されるレンズ一体型デジタルカメラ、PanasonicのDMC-LX5やOLYMPUSのXZ-1などは安易に数値の大きさを謳わず、本当の意味での高画質を目指すため、上位機種でありながら画素数を落とした設計をしているのですから、ハイエンド機に関しては真摯な設計であって欲しいです。

こうなるとLX5の後継に当たるLX6には期待せずにはいられません。LX6では1インチセンサーを搭載すると噂されていますが、LX3からLX5になる段階で画素数アップなどの安易な手段で差別化を図らなかったPanasonicならよくばりすぎた設計はしないでくれると思うのですが……。

http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX100/index.html

スポンサーリンク


このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿