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2012年4月14日土曜日

SHARPから1/2.3型で2,000万画素のCCDが発売。

1/2.3型で2000万画素のセンサーが出ると聞いた時に裏面照射型CMOSセンサーExmor Rを引っ提げてコンパクトデジタルカメラの高画素競争の牽引をしているSONYの新作かと思ったのですが発表したのは薄型モバイルノート「MURAMASA」や液晶テレビ「AQUOS」でお馴染みのSHARP(シャープ)。
SHARPのニュースリリースを読むと「従来と比べ約20%サイズを小さくした1.20μm角の画素セルを開発」とあたかも画素セルを小さくしたほうが良いという印象を与えそうな書き方をしています。
しかし、画素セルが小さくなればなるほど高感度耐性に劣り階調表現が乏しくなる傾向にありますし、L判程度の印刷なら多くても1000万画素あれば事足ります。印刷を必要としない用途なら尚更2000万画素は必要ありません。
バリエーションの一つとして高画素センサーを持つ製品があっても良いと思うのですが、高画素は求心力になるのか、センサーメーカーが高画素センサーばかりを製造してしまうと市場は高画素機で溢れかえってしまうので考え物です。
現在デジタルカメラの高画素競争が激化しすぎています。コンパクトデジタルカメラに関してはハイエンド機に属される機種を除きセンサーサイズに対し過剰すぎる画素を持った製品ばかりです。デジタル一眼に関してもエントリークラスの高画素化が目立ってきています。激化した競争がミラーレス一眼カメラやミドルレンジのデジタル一眼レフカメラにまで飛び火し、まともな性能を持つカメラがフラグシップ機だけになるようになったら困ってしまいます。とてもじゃありませんが一般ユーザーはフラグシップ機に手が出ませんからね(^_^;)

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/120413-a.html



PHOTOHITOに新たな写真を投稿しました。

瑠璃金剛


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