お知らせ。

明後日アナライザは引っ越しました。
現在はこちらで運営しています。

2015年1月10日土曜日

デジタル一眼レフカメラを買ったら保証の切れる前に撮像素子の清掃を!

Whirlpool

D7000を使い始めて3年以上が経過しました。所持するレンズも4本になり、レンズ交換もそれなりに行っています。しかし、今まで撮像素子のクリーニングをしたことは一度もありません(正確には撮像素子前についているローパスフィルターのクリーニング)。

そこで撮像素子にゴミがついてないかチェックをしてみました。


ゴミチェックの方法は

1.撮影モードを絞り優先モードにする(A/Avモード) 。
2.なるべく焦点距離の長めのレンズを装着し、絞りを絞れるだけ絞る。なるべくF16以上、出来ればF22~F32まで絞る。
3.フォーカスをマニュアルフォーカスにして無限遠に合わせる。
4.上述のセッティングで白い紙や何もない日中の空などを撮影。

のように行います。

露出に関しては自動で構いませんが白い紙や日中の空を写すとアンダーで写りますが白飛びしない露高値が適しているので問題ありません。

で、所持するD7000をチェックしてみます。F32まで絞り込めるのでAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDを使い、シーリングライトをバックに撮影しました。

撮像素子
拡大するとわかりますが、ゴミのようなものがちらほらと写り込んでいます。現像する際に黒レベルを弄り、ゴミを強調してみると

ゴミを強調
うわっ…私の撮像素子、汚すぎ(´・ω・`)

レンズを交換する際はなるべくボディを下にむけるなど、一応気を使ってはいるのですが、外でレンズを交換することもあったりしたので、3年間でここまで汚れていたようです。

普段、ここまで絞り込んで撮影することはまれなのでそれほど影響はないのかもしれませんがこれをみてしまうとやはりそのままにしておくのは気分的にもよろしくありません。そこでニコンのサービスセンターに持ち込んでクリーニングをしてもらうことにしました。

新宿ニコンサービスセンターは1月4日まで休業で5日から営業開始と記載されていたので1月5日、持ち込みでクリーニングをしてもらうことにしました。

新宿ニコンサービスセンター
年明け、一番最初の営業日ということもあるのか、それなりに混んでいました。

受付番号札を取り、自分の番が来るまで待ちます。しばらくすると呼ばれるのでローパス清掃御願いしますと伝え、受付を済ませます。この時、レンズやレンズ保護フィルター、キャップ、カメラストラップなどは付属品として付けたままでも構わないのですが(カメラ本体の他にこういうものを預かったとシートにチェックしてもらえます)、バッテリーグリップや記録メディアなどは外すことを指示されるので外します(トラブルを防ぐためだと思われます)。受付から1時間ほどで終了するので後日引き取りにくるか、1時間ほど時間を潰してクリーニング代として1028円を払い、カメラを受け取り完了しました。

自宅に帰りさっそく清掃前と同じように撮像素子のゴミチェックを行います。

撮像素子 清掃後
同じくゴミを強調
おお、ちゃんと綺麗になっています!(`・ω・´)

撮像素子のクリーニングは自分で行うことも出来ます。しかし、拙宅は埃っぽい上に、慣れない作業でミスをして、逆に素子を汚してしまう可能性を考えて今回はプロに依頼することにしました。ボディを複数持ち、バックアップ体制が整っている状況になれば古いボディなどで自分でも清掃にチャレンジしてみたいですね。

2015年1月現在、ソニーは撮像素子の清掃に3000円+税かかるそうですが、ニコンは1028円、キヤノン、ペンタックスは1000円+税と1000円程度で同様のクリーニングを行ってくれますし、オリンパスに到っては無料でクリーニングを行ってくださるようです(なんと保証期間後も)。パナソニックは有償で見積もり次第という記述しか見つけらず不明。この辺りはカメラメーカーと家電メーカーのサポート体制の差もあるのかなといった感じですかね。

しかし、新品で購入し、保証期間内であれば概ねどのメーカーも無料で清掃を行ってくれるようです。私はそういったことを知らず、撮像素子の清掃やレンズのピント調整など保証が切れたあとに行っていますが、これからカメラを買う、または新たに買った場合には是非とも保証が切れる前に1度清掃や調整などのメンテナンスに出すことをおすすめします。

スポンサーリンク


このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿